
結論としては、レイコップのミルクメイトは、通常の電気ポッドには少ない「ワンタッチ自動給湯」「70℃で長時間保温可能」の機能があり、赤ちゃんのミルク作りに非常におすすめです。
筆者は、実際に、毎日7〜8回のミルク作りを行っていましたが、スムーズでストレスフリーなミルク作りに、レイコップのミルクメイトは欠かせない相棒でした。
ミルク作りにはどんなお湯が必要?
そもそもミルク作りには、どのような状態のお湯が必要なのかおさらいしておきましょう。
①お湯を沸かす(※70℃以上)
- 一度沸騰させたお湯を使い、70℃以上に冷ましてから使います。
- 70℃以上は「菌(※サカザキ菌など)」の繁殖を防ぐために重要です。
② 粉ミルクを量って入れる
- 付属のスプーンで正確に。すりきりで入れましょう。
③ 70℃以上のお湯で溶かす
- 哺乳瓶に必要量の熱湯を入れ、フタをしてしっかり振って溶かします。
- 粉が完全に溶けるまで混ぜましょう。
⑥ 適温(約40℃)まで冷ます
- 流水にあてる or 氷水で冷やすor 湯冷ましや調乳水を加えて冷まします
つまり、ミルク作りには、一度沸騰させた70℃以上のお湯が必要ということがわかります。
レイコップのミルクメイトをレビュー
よりスムーズ&ストレスフリーなミルク作り
一度沸騰させた70℃以上のお湯なら、電気ポッドでも十分なのでは?と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
確かに、電気ポッドでも対応可能なのですが、よりスムーズにストレスフリーにミルク作りを行うには、ミルクメイトは最強の相棒といえます。
一例として筆者のミルク作りの方法をお教えしますね。
筆者は、レイコップのミルクメイト+冷蔵庫で冷やした調乳水を用いています。
調乳水とはこのような商品です。
仮に140mlのミルク作りなら、具体的には、以下の手順です。
①哺乳瓶に粉ミルクを入れる
②レイコップで保温した70℃のお湯をワンタッチで70ml注ぎ、ミルクを溶かす
③冷蔵庫で冷やした調乳水を70ml加える
出来上がり!
お気づきでしょうか?びっくりするほど、手順が少ないのです。
70℃で保温し、調乳水を加えることで、ミルクを適温に冷ます作業がカットできる!
そして、ワンタッチで必要量のお湯を注げるので、夜間など判断力が鈍っていても失敗しづらい!

ちなみに、我が家ではミルクメイトのお湯と調乳水の配分は半分、半分くらいがベストです。

しかし、ご家庭の環境や赤ちゃんの好みにも左右されますので、少しずつ試しながら、ベストな配分を探すのが良いと思います。
ワンタッチ自動給湯はどれくらい正確か
スマートメモリ機能で
https://www.raycop.co.jp/pages/product_rom?srsltid=AfmBOoqX6qpWx6gYvCJz5cdByF2nzGvLpuxo9DiH6QUqspsCPpGj3IX8
最後の設定水出量を自動記憶。
ワンタッチで簡単に 哺乳瓶に給水できます
このワンタッチ自動給湯ですが、例えばあらかじめ60mlと設定しておけば、ワンタッチで60mlのお湯が供給されるという仕組みです。
使い始めの安定しない時期は、1ml単位の誤差が発生しますが、その都度、誤差を調整する機能もあります。
レイコップのミルクメイトVS通常の電気ポッド
各機能を比較すると、レイコップのミルクメイトは、特にミルク作りで重要となる湯温調整、給湯方式、保温機能が強いことがわかります。
また、個人的には、衛生機能が良いこと、デザインがシンプルで電気ポッドより小さいことも嬉しいポイントだと感じています。
機能・項目 | レイコップ ミルクメイト | 通常の電気ポット |
---|---|---|
湯温調整 | ◎ 1℃単位で細かく設定可能(37〜95℃)ミルク用温度40℃目安 | △ 数段階のみ(例:保温85℃・90℃など) |
給湯方式 | ◎ ワンタッチ自動給湯(片手で操作) | △ 手動レバー or ボタン式が多い |
保温機能 | ◎ 長時間設定温度で保温可能 | ◎ 保温可能(機種による) |
衛生機能(除菌など) | ◯ UV除菌モードあり(内部水タンクなど) | × 基本的に無し |
容量 | △ 約1L前後(コンパクト) | ◎ 大容量(2〜3Lなど) |
操作性 | ◎ シンプルなタッチパネル、夜間でも見やすい | △ メーカーにより異なる |
デザイン | ◯ スタイリッシュ・育児家電らしいデザイン | △ 実用重視のデザインが多い |

レイコップのミルクメイトはミルク作りに最適
レイコップのミルクメイトは、電気ポッドにはない、赤ちゃんのミルク作り向けの機能が充実しています。
赤ちゃんが泣いている中でのミルク作り、眠い目をこすりながらの夜間のミルク作り、どちらも体験していますが、想像以上に頭は働かないし、気持ちが焦ってしまいます。
ミルク寄りの混合や完全ミルクなど、ミルク作りが多くなる授乳方法の場合、親の負担をかなり減らしてくれる良い製品ではないかと思います。